大変ではあったけど……やって後悔はしてない!受験の思い出あれこれ
受験ってホントに大変! 私自身も、大学受験を経験しましたが、受験が終わって何年経っても、あの大変さを思い出します。
中高一貫の私立高校を卒業して、都心の有名大学へ入学・卒業した、私の受験体験談をお話しますね。
といっても、私の受験方法は周囲の友達から見ても一風……いや、相当変わっていたものでした。
私立高校でしたから、ほぼ全員が大学受験を希望します。そして、高校も3年生になると、誰もがこぞって、どこかしらの予備校に通い、
昼夜を問わず勉強に勤しむ生活がはじまりました。
部活は高校2年生が最高学年です。3年生は必要な科目のある時間にだけ登校し、あとは予備校の授業か自習室にいるのが当たり前。
そんな中、私の登校時間は、1年生や2年生と同じ、朝8時でした。
もちろん、教室には1限目のある数少ない生徒しかいませんが、私が1限目に授業を持っているのは土曜日だけ。
授業のないときは、授業のない教室か、図書室で、100%の自習です。そして、そのまま17時過ぎまで教室か図書室に居座り……
そう、私は「予備校に行ってない、変わったヤツ」だったのです。Σ(゚∀゚*)
中学受験のために小学生のうちに塾にお世話になり、その割りには成績が振るわなかった私は、およそ塾や予備校というものが苦手。
再三再四にわたって親の勧めも断り、独学で受験にのぞんだのでした。
夏休みなど、学校の閉まる休暇は、地元の図書館に足を運び、とにかく家に居る時間は減らしました。
家に居ると、片付けを始めたり、マンガを読み始めたりしますからね。開館から、やはり17時頃までのあいだ、数を限定した赤本と参考書を、
ひたすら繰り返し解く生活です。
わからないところがあれば学校の先生が、職員室できちんと教えてくださいました。
とはいえ、周囲が予備校に模試にと労力をかける中、私一人がそんな有様でしたから、親も先生も「だめもと」という目線で見ていたことは確かです。
それでも、なんとかセンター枠で大学に受かることができたのは、だめもとなりに最大限の協力をしてくださったお陰。合格発表のときは肝が冷えたことを覚えています。
大学受験を終え、最後に残ったのは、やり遂げることができたという自信。
およそ一年のあいだ、自分ができるだけのことをした! という事実は、予備校に行ったかどうかは関係がなく、どんな受験をした人も、等しく味わうことのできる感覚なのでしょう。
辛くなかった一年といえばウソになりますが、それでも、挑戦して良かった。一生のすてきな思い出だと、今では思うのです。
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